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2024初会 SHITEシテ。五番立「神」


2024年 323日 (土) 13:00開演(開場12:00)

演目
能「淡路」

シテ:河村 和貴

能「逆矛 替装束」

シテ:林 宗一郎

会場
京都観世会館
料金
1F全席指定:¥5,000 2F全席指定:¥2,000 デイタイム・トワイライト(1F席・能一演目のみ):¥3,000 学生:¥1,000引(要学生証)

「淡路 あわじ」

春、神代の古跡をみようと淡路島に渡った臣下は、神田を耕す老人に出会います。ここは伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)の座す二の宮の神田であると言う老人。春に水を引いて種を蒔き、秋には収穫する。この万物の出生と国土が豊かに千里に栄える事は伊弉諾と伊奘冉の誓いであると、さらには二神の天地開闢を語ります。そして客人の為に、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)が国造りをした古の天の浮橋を再現しようと言うと、夜と共に伊弉諾尊の姿となって現れます。伊弉諾尊は、矛から滴った露が固まり淡路島、さらには八州が生まれ、七つ、五つの神の代からから今の世まで神の誓約で国が富み、人々が豊かになった国を寿ぐのでした。

「逆矛 替装束 さかほこ かえしょうぞく」

紅葉の美しい秋の頃、奈良県の龍田大社を舞台に「豊葦原(とよあしはら)の千五百秋(ちいおあき)の瑞穂の国」と讃えられた日本の国造り神話が繰り広げられます。龍田大社に参詣した朝臣が出会った里の老人と宮人は、龍田姫と滝祭明神でしたー。明神は、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)が天の浮橋から海中にさし下ろした御矛がこの龍田山に納められている事を物語り、夜更けになると、国造りのありさま、豊葦原の国が治まり御矛を護る倶利伽羅明王がこの宝山に納め、龍田明神が守りの神体となった事を再現したのでした。 


この公演は終了いたしました。


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