TOPページ

メニュー

観世流能楽師 林宗一郎 観世流能楽師 林宗一郎
林 宗一郎の仕舞

◾️春日龍神 入唐して天竺に渡ることに決めた明恵上人は、春日明神へ暇乞いする為に南都へ向かいました。上人を迎えた宮守は、春日明神が上人を大切にしている事を説き、入唐をとどまるように言います。そしてもし思い留まるならば三笠の山に天竺を出現させようというと姿を消します。上人が待っているといよいよ大地が振動して龍神が現れ、釈迦の説法に会座した様を再現します。そして上人が渡天を思い止まると聞くと、龍神は大蛇となって猿沢池の底に消えたのでした。 ◾️大瓶猩々 唐の金山の麓に住む高風は親孝行で、次第に富貴の家になります。最近、どこからともなく大勢の童子が高風の店にやってきては酒を買っていきます。童子たちは猩々。酒好きで出入りする家を必ず富貴にすると言われ、高風に汲んでも尽きない酒の壺を与えにきたのでした。月夜、壺に喜び戯れ、舞あそぶ猩々たち。「千秋万歳、君千代まで栄えませ」と分け隔てなく皆に酒を振る舞うのでした。より賑わしく華やかに、そして祝言性高く林家三九九年の最後を納めたいと思います。

2024年1117

2024納会 SHITEシテ。五番立「鬼」

能「春日龍神」「大瓶猩々」

2024年1018

KYOTO de petit能「舎利」

ここから始まる。能が知りたい、After6 Program。

企画公演企画公演定期公演定期公演イベント・講座イベント・講座