新作能 田道間守〜たじまもり
2018年 8月 29日 (水) 18:00開演
- 演目
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ご挨拶
豊岡市長
本日の演目について河村晴久
仕舞「橘」梅若実
橘の木の実に由来の、梅若家当主飲みに許される仕舞「橘」を、人間国宝である四世梅若実(六郎玄祥改め)が特別上演する。
仕舞「西行桜クセ」観世喜之
西行法師の夢に現れた”老花の精”は桜の名所の数々を語り舞う。
千本、毘沙門堂、黒谷、下河原、清水寺、そして嵐山…。
春の桜の名曲を観世喜之家当主である観世喜之が舞う。
仕舞「梅キリ」林宗一郎
シテは梅の精。百花の魁・梅の花の精が現れ、御世を寿ぐ。
今回はキリ(能の終曲部)を演じる。祝言性にあふれる演目。
本文中に『梅』独特のヨミが数多く出てくるのは国学の影響。
能「田道間守」田道間守:観世喜正
橘の精:林宗一郎
旅の男:田茂井廣道
小学生:豊岡の小学生たち
間・小学校の先生:山口耕道
後見:河村晴道、味方玄、味方團
京都の菓子職人が城崎温泉に向かう途中、豊岡の円山川に立ち寄る。そこにやってきた老人に、白い鳥は鶴ではなくコウノトリだと教えてもらう。老人はさらに菓祖・中嶋神社を教え田道間守のことを詳しく語る。やがて老人は自分こそ田道間守の神と名乗り姿を消す。<中入>
豊岡の小学校の先生が子どもたちを連れてくる。子どもたちの田道間守の歌の合唱を聞かせてくれる。
夜更け、菓子職人の夢に常世の国からやってきた橘の精、そして田道間守の神霊が現れ、御代の平和、菓子の功徳、但馬の繁栄を寿ぐのだった。
平成二十六年三月初演、但馬を舞台にした新作能である。
- 会場
- 国立能楽堂
- 料金
- SS席(正面):¥12,000 S席(正面):¥10,000 A席(脇正面):¥8,000 B席(中正面):¥7,000 学生席:¥5,000
主催:田道間守製作委員会
協力:豊岡市、豊岡市民プラザ・NPO法人プラッツ、
観世九皐会、梅若会、林能楽会